表具、表装のよくある質問
質問一覧
回答一覧
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- Q1. 掛軸の正しい保存方法を教えてください。
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A1. 掛軸は湿気に弱いので風通しの良い高い場所で保管してください。ただし、乾燥しすぎる場所はさけてください。茶色の斑点の原因となります。
年に1回、晴れた日に2、3日干すことをお勧めします。直射日光に当てると変色しますので、お気をつけください。
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- Q2. シワが出ないようにする巻き方ってありますか。
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A2. キュッと音がするまで巻かず、軸先が動く程度に軽く巻いてください。
また、作品に直接触れないように軸先を持って巻くと、劣化を防ぐことができます。
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- Q3. 修理にはどれくらい時間がかかりますか?
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A3. ご依頼の内容によって変わりますので、一度お問い合わせいただけますと幸いです。
目安を申し上げますと、虫食い修復、染み抜きなら約1日ほどです。
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- Q4. 自分のイメージ通りに仕立ててもらえますか?
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A4. もちろんです。ぜひお申し付けください。
裂地(きれじ)には色、素材、柄などさまざまなものがございます。お客様のご要望に合わせてご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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- Q5. いい掛軸の見分け方はありますか?
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A5. 素材が違います。
掛軸の裏面の紙に継ぎ目があれば、上質の手漉き和紙を使っています。
また、裂地にもお値段がいろいろあり、絹素材などはたいへん高価なものです。
これらの素材の良さを損なうことなく、丁寧に仕上げるのが表具師の技です。
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- Q6. 新しく仕立てるといくらぐらいかかりますか?
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A6. お客様のご予算に合わせて仕立てます。ご安心ください。
仕立てる紙や布は大変種類が多く、値段もさまざまです。表具師がご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。